ウィーン・モダン世紀末への道@国立新美術館

国立新美術館で「ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道」展覧会のオープニングレセプションが行われました。

今回は、日本・オーストリア外交樹立150周年記念の催しということもあり、ウィーン・ミュージアム館長マティ・ブンツル氏、フーベルト・ハイッス駐日オーストリア大使らのご祝辞も。そして高円宮妃久子殿下のテープカットで華々しく始まった内覧会。

待ちに待ったエゴン・シーレ!内面を抉り出すようなラインに痺れました。そしてグスタフ・クリムトの幻想と装飾・・・。時空を超えて想像の世界へと旅したひとときでした。

ウィーン・ミュージアムからも モーツァルトとシカネーダーが登場している「フリーメイソンのロッジ」やシューベルト愛用の眼鏡、シュミット:「シューベルティアーデ」等々、音楽にまつわる作品や貴重な品も来日。啓蒙主義、ビーダーマイヤーの時代を経て世紀末に至る文化と社会の道のりを辿れる展覧会でした。

レセプションでは、クリムト・モデルのベーゼンドルファを演奏。

クリムトの「アデーレ・ブロッホ・バウアー」が蓋の内側に描かれた世界限定25台のうちの1台です。

アデーレの絵を巡って感動のストーリーが繰り広げられる映画「Woman in Gold」がモデルの正式名になっています。

27日(土)午後6時からは、コンサート「ウィーンの華~世紀末への道」で再び弾かせていただきます。

https://artexhibition.jp/wienmodern2019/events/20190322-AEJ68904/

アメリング:「3つの嬉しいもの(ワイン、女性、音楽)」
シェ―ンベルク:「マーラーの埋葬」
クーペルヴィーザー:「シューベルティアーデ」
ガウゼ:「宮廷舞踏会」など
展示された絵画にまつわる音楽を演奏予定です。

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