「迷子になろうよ、いっしょに」というパンフレットのお誘い言葉。
子供の気分になって楽しむ、そんなコンセプトの空間でした。
トンネルを抜けると・・・別の世界が。
そういう場面が宮崎アニメには出てきますが、この美術館でも不思議な建物。
え?!と驚く配置になっていたり、螺旋階段が見えるのに、そこに行けない。。。などとぐるぐる回ったりしました。
入り口には、まずトトロがみんなをお出迎え。
本当の現実の入り口はもうちょっと先なのですが。
驚いたのは、一つの映画を作る段階での下絵の分量。信じられないほどの量の下絵が書かれ、茶封筒に重ねられています。およそ畳2畳分とは思えるショーケースにギッシリ。
アニメを見ているとそのキャラクターが実際に動いているように見えるのですが、コマ送りのように、ちょっとずつちょととずつ動く原画が書かれ、それを連続させることでなめらかな動きに見える。
その気が遠くなるような作業をあらためて知りました。
世界を魅了する宮崎ワールド、アニメファン必見の美術館ということで、すごい人気の美術館です。
短編映画を見たり、ショップでマグネットを買い、薄ピンクの壁を通ってメルヘンチックなジブリ美術館を後にしました。
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