吉川新支部長お祝いの会

夜6時、国立音大から新宿、白龍館へ直行。

モーツァルトの「魔笛」の世界を模したドアを開けると、中は、賑やかな笑い声で盛り上がっています。
すでに宴たけなわ。
日本調律師協会の関東支部長になられた吉川さんの内輪のお祝い会です。

調律師さんも様々で、一匹狼で、組織に属さず黙々とご自分の仕事を全うされる方もいらっしゃいますし、仲間とともに、情報交換、勉強会、など互いに刺激しあったり、助け合ったり、という方たちもいらっしゃいます。
今日は、吉川さんの親しい調律師さん、ピアノ会社の元社長さんなどがかけつけました。

お祝いのスピーチも様々で、家族づきあいをされている高さんが
「ポンちゃんは、うちの子供ととても仲が良い。子供とうまくいく、というのは、頭がやわらかいという証拠。これからの時代、それが最も必要条件」
と一言。
一同なるほど!とうなずきました。

遠慮のない仲間たちからは、
「これからは飲み過ぎに注意して、行動にも慎むように!」
「身なりにも注意して、長として恥ずかしくない立ち居振る舞いをするように」
「どこかの政権のように1年未満で退陣に追い込まれたりしないように」
などなど、祝辞だか激励だか訓辞だかわからないような挨拶の数々に、一同大爆笑。
皆に愛されている吉川さんのお人柄を感じたお祝い会でした。

日本のピアノ界を支えてきた調律師さんたち。

これからの時代、どういう方向でやっていくのか、どう発展させていくのか、など真面目な話題から、
来日アーティストのコンサート調律のときのエピソード、カリスマ調律師と言われる技術者の方の音づくりの特徴など、話題は尽きません。

「若い調律師さんが入会して良かった、と思えるような会にしていってよ」という長年のお友達の言葉。
今後のさらなる調律師協会の発展を心からお祈りしています。

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