第4回信毎春休み諏訪響コンサート

昨夜は、茅野のスウェーデン料理店「ガムラスタン」で夕食。
北欧のエネルギーをたっぷり頂戴しました。
茅野の前は、吉祥寺にお店があったそうです。
マスターが、ゲストブックを見せてくださり、スウェーデン製の木の表紙を開くと倉本聰さんのお名前が。
長野に来る前日、舞台見てきたんです~!
ほかにも、知っている方の名前がいくつかあり、
え~うっそ、この人も?!と盛り上がりました。

「ガムラスタン」は、いつ伺っても温かい笑顔と深い味わいで迎えてくださいます。
ニシンのマリネやアボガドサラダ、燻製など盛りだくさんの前菜に始まり、
ノルウェー甘エビ、ホタテのグラタン、美味しいスープに、鹿肉ソテー、たっぷりサラダに、デザート満喫。ハーブのきいたパンも独特の味わいで美味です。
「これで明日の演奏会バッチリです!」明日たとえ一口も食べられなかったとしても大丈夫、という満腹感でお店を後にしました。

一夜明けて茅野市民館 マルチホール。
楽屋の窓がカタカタ鳴るほどの強風の中、リハーサル開始。
チェレスタにも慣れてきて、ドキドキからワクワクへ。

ピアノ調律が入り、状態も整い、スタート!
諏訪響さんとは、ベートーヴェンの「皇帝」、ラフマニノフの2番、そして今回3回目の共演がモーツァルト21番です。
全然違うキャラクターの3曲でご一緒できるのがとても嬉しいことです。
自由にさせていただけるところは、思い切って遊ばしてくださり、
皆でひとつに・・・という箇所は、ぴったり寄り添って・・・と
緩急自在な演奏ができるよう、数回、リハーサルを重ね、今日の本番。

第3楽章で、長調から短調に変わる箇所がありますが、本番が一番大胆なテンポの変化になりました。
本番は、何かがステージに降りてくる、そんな実感があった一日でした。

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後半、黒服に着替えて新人チェレスタ奏者として?!着席。
パーカッションの優しい花岡さんがサポートしてくださる中、無事デビューを終えました。
もっと弾きたい気分になってしまい、最後のアンコール「威風堂々」でも弾いてしまいたくなるのをこらえました。
「目の前に鍵盤があるのに、出番がない、うーん、残念。」
でも皆さんの息遣いと迫力を同じステージで、ともに感じることができ、
素敵な経験でした。

春休みということで、中学生の指揮者4人も小品で登場。
濱さんが、本番前に、的確でこまやかな指導をされ、それぞれ熱演。
4人にとって最高の春休みになったことは間違いありません。

お世話になりました信濃毎日新聞、諏訪響のみなさん、そして茅野市民館スタッフのみなさん、本当にありがとうございました!

コメント

  1. nishisan より:

    ガムラスタン、
    懐かしい…。
    初めての北欧4カ国の取材は30…数年前。
    今回も分からない単語があって
    パソコンや電子辞書で
    単語を調べながら読みました。
    しかし、
    ステージ上でものすごく
    感動しちゃうのですね、
    うらやましい限り。