初春の淡路島

明石海峡大橋を通って淡路島へ。
天気は今ひとつですが、自然豊かな淡路島のおだやかな空気が春の訪れを感じさせてくれます。
しづかホールに到着し、リハーサル開始です。
しばらく弾かれていないスタインウェイだったので、試運転を2時間ほど。
マイクチェックなどしてホテルに戻ります。

関西看護医療大学の第一期卒業生の皆さんにささげるコンサートです。
「明日の卒業式晴れるといいですね」と申し上げると
「きっと涙雨ですよ」と学長先生。
学生を親身にご指導されてこられた先生にとり、学生たちの巣立ちは、嬉しくもあり、さびしくもあることでしょう。

卒業生の就職率は、100パーセントだそうで、この不況下、いかに、嘱望されている分野かがよくわかります。
淡路島に残る学生さんはごくわずか。ほとんどが全国に散らばり、新たな人生を歩み始めます。
共に学んだ双子の兄弟が別々の進路に進み、離れ離れに新たな人生を歩み始めたり、難病で1年半闘病の末、復学し、素晴らしい成績で在校生代表の挨拶をする学生さんがいたり・・・卒業式は、やはり大きなドラマです。

明日の朝の本番に備えて、早めに休みました。

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