「中村征夫のお魚ワールド」

一日中ホールの中で過ごした昨日から一転、今日は、午後から六本木に出かけました。
目指すは、「中村征夫のお魚ワールド」です。
征夫先生とは、以前、北海道で仕事をご一緒して以来、ときどきお電話をいただいたりしていて、先生の展覧会にはよくお邪魔しています。

征夫先生は、奥尻で津波に遭われたとき、カメラ一式すべて波に流されたそうです。保険証書の一番下にちっちゃい字で「天災は除く」とあったので、津波では一銭もおりなかったんだよ~。とおもしろおかしくお話ししてくださいましたが、でも
「死んだ親父の『逃げろ~』という声が聞こえて、とにかく逃げた」
のだそうです。
以前、月刊誌「ショパン」で対談させていただいたのですが、抱腹絶倒の体験談に、編集長は、大感動!でした。

東京湾に、こんな魚が泳いでいたのか!と驚くような写真の数々。実物大の魚。とても大きいのに、驚くほど鮮明な写真。
そして南国の海のたとえようもないほどの美しさ。
現実を忘れ、海の中を散歩しているような、そんな気分にさせていただいた30分でした。

秋田に「中村征夫ミュージアム」が、今年オープンしました。
コンサートで秋田にお邪魔したときにお伺いするのを、今から楽しみにしているところです。

コメント

  1. yuko より:

    そうなんです。
    中村征夫先生の講演のあと私のコンサートが続いていました。
    そのときは、ほんの一瞬だけ舞台袖でお会いしただけなのですが、
    とてもオーラのある方でした。
    > もし、そうなら
    > すばらしいきっかけだったと思うだけですが。
    ありがとうございました。ご縁をいただいて感謝しています。
    そのあと東京でもお会いする機会があり、雑誌で対談させていただいたり、写真展にお邪魔したり、ばったり秋田空港でお目にかかったり・・・とご縁が続いています。
    私の知らない海中の世界に想いを馳せながら、展覧会では、非日常を味わっています。

  2. nishisan より:

    北海道でお魚の中村さんと仕事を一緒にって
    もしかして、タイムスの、
    確か、岩内会場でしたか。
    違いますか。
    もし、そうなら
    すばらしいきっかけだったと思うだけですが。