長岡の想い出

諏訪から録音のため新潟の長岡に移動。
「3時間はかかりますよ~!どうか気を付けてね!」
と諏訪のみなさんが見送ってくださいました。
調律のTさんの車とつらなって走ります。途中覆面らしき車もちらほら。
日本地図が頭に浮かび、途中田園風景を走ったていたら、突然海に出て、また美しい山あいに入るなど変化に富んだ道のりです。

長岡には、大学生のころの思い出があります。
同門の長岡出身のMちゃんの実家に、姉弟子と一緒にお泊りさせていただきました。日本一の花火と海水浴。
ところが、花火は小雨が降っていて湿気がち、おまけに、海で泳いでいるうちに、遊泳禁止区域に入ってしまい、大きな波がやって来て、私は必至に岩にしがみついて無事だったのですが、姉弟子はたしか膝を10針くらい縫う大けがをしてしまったのです。
その手術を待っているときの病院の壁の模様も鮮明に覚えています。
夜は3人でいろいろと話しこみ、将来のこと、音楽のこと、大学のことなど多感な時期の悩みを打ち明けあったものでした。

そんなことを思い出しながら、高速をひた走り。長岡のホテルには思ったより早くに到着。
地元の郷土料理で夕食をすませ、明日からの録音に備えて早めに休みました。
空気の綺麗な長岡の夜に、CDの形そっくりのまあるい月が出ています。

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