子供とピアノで遊んだ夏の一日

夏休み。
「ピアノが上手になりたい」
「ピアニストになりたい」
という夢を七夕の日に短冊に書いた子供たちが、坂戸からバスに乗って午後2時前到着。
ジュースを一杯飲んだ後、コンサートホールへ。

「4台のピアノの前の、どこでも好きなところに座っていいですよ」
という自由なスタイルのコンサートにしました。
ピアノ・ソロのほか、山崎法子さん、石井藍さんの2人が歌のお姉さんとして登場。

途中、人気投票をしました。
プレイエル、エラール、スタインウェイ、ベーゼンドルファーの中のどのピアノの音が好き?
なんとエラール(1868年製)がダントツ人気NO1.
リスト・イヤーということで、リストの華やかな曲を弾いたせいでしょうか?
それともホールの真ん中に置いたせいでしょうか?
ころころとした音が子供の感性に合うのでしょうか?
理由はわかりませんが、ふだん(特に昨年までは特に)プレイエルの影にかくれてあまり日の目を見なかったエラールが、誇らしげに笑っているように感じました。
思わず、くるみの木でできたエラールの反響板を
「よかったね」
と撫でてしまいました。

子犬のワルツを弾いたあとで、もうひとつ子供たちに人気投票。
犬と猫のどちらが好き?
というありふれた質問です。
意外なことに、「猫」が圧倒的多数。

というわけで、最後は、ロッシーニの「猫のデュエット」でお別れ。
ウィーン仕込みのお二人が、「お母さんと勉強をしない息子」という設定で、2匹の猫を演じてくれました。
会場は大爆笑。

夏休みのひととき、坂戸のピアノ大好き子供たちと過ごした一日でした。

コメント

  1. yuko より:

    歌詞は、ミャーオ、ミャオミャオミャオミャオミャーオだけのふざけた曲なんです。
    これだけの歌詞なので、いろんな設定が可能で、
    意地悪猫と可愛い猫、女同士のライバル猫など芝居仕立てにして楽しんでます。

  2. nishisan より:

    猫のデュエットって、
    どんな曲か、聴いてみたくなりました。