片山さんとプレイエル

パリからのお客様、片山さんとしばし楽器談義のひとときを過ごしました。
片山さんは、もともとは、音楽以外の世界におられた方ですが、古楽器演奏家の先生との出会いに始まり、修復家、演奏家、収集家などさまざまな方とのおつきあいを積み重ね、だんだんとこの世界に入られ、多くの楽器の情報をお持ちです。

121202

私の元にあるプレイエル、エラールも、もとをたどると片山さんのもとから日本にお嫁入りして来た楽器です。
何十年ぶりかの再会に片山さんも「懐かしいなぁ」と目を細めていらっしゃいました。
片山さんからは、お城に何十台もチェンバロを持っている収集家の方の話、ハイドンが弾いていたフォルテピアノを、何も知らない子孫が粉轢き台として使っていた、という仰天エピソードなど楽しいお話が次々に飛び出しました。

コメント