東京アカデミーオーケストラ・リハ

前回、モーツァルトのハ長調 KV467 のコンチェルトを共演させていただいた、東京アカデミーオーケストラ(TAO)。
今回は、同じ時期の名曲、ニ短調 KV466 をご一緒させていただくことになりました。
企画の段階では、イ長調 KV488 も候補に挙がったのですが、いつもより大きなホールで、他のブログラムとの兼ね合いから、ドラマティックなニ短調のこの曲になりました。

慶応のワグネル、早稲田のワセオケ出身のメンバーのみなさん。
指揮者を置かないオーケストラで、曲ごとにリーダーを変え、コアのメンバーが責任を持って、コンセンサスを醸成していくスタイルをとっています。
会社で重要なポストにいらっしゃる方、現在海外勤務中、あるいはお母さんとして産休中の方など、顔ぶれは多彩です。今回初めてお会いするお顔も多くお見受けしました。

今日は、東大島文化センター での練習。
N響に長年いらした志賀信雄先生がアドバイスにいらしてくださいました。
頭脳明晰な30代中心のメンバーの皆さんに対し、経験豊かな志賀先生の厳しく、また温かいご指導の言葉。
デモーニッシュでドラマティックなこの曲の魅力にどこまで迫れるか、千葉での合宿、三鷹「風のホール」での公開リハーサル、そして6月2日の本番です。

指揮者なし、ということで、メンバーの皆さんと私は、室内楽的なコンタクトが要求されます。
ちょうど2か月後の本番まで、TAOの皆さんと一緒に磨いていきたいと思います。

第43回定期演奏会は、 6月2日(日)、第一生命ホール 午後2時半開演です。

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