ガレリア座合わせ

今日は、和光市に出かけ、サンアゼリア大ホールで、ガレリア座 20周年コンサートの合わせです。
昨日のモーツァルトと打って変わって、メンデルスゾーンの2台のピアノのためのコンチェルト。
同じスケールを弾いても、モーツァルトとメンデルスゾーンは、なんと違っていることでしょう。

本番の サントリーホール は、2000人クラスのホールです。
同じ場所とは言えないまでも、大きなホールで、全体のバランスや舞台の流れを決めることができるのは、ありがたいことです。
ガレリア座 20周年お祝いのため、芸術監督八木原さんの号令で集結した音楽家たち。
1週間後の本番に向けて、少しずつテンションが上がっていくのがわかります。

風邪が流行っているこの時期、歌い手さんたちにとっては、体調の調整も大変です。
風邪をひいてしまったらアウトなのがオペラの世界。
喉はとてもデリケート。喉が勝負の声楽家にとって、コンディションを保つというのも、大事な仕事の一つでしょう。

ジェシー・ノーマンは、喉を守るために、煙草の煙を忌み嫌うと言われます。
来日の折には、事務所が彼女のために新車を用意するとか。真偽のほどはわかりませんが、一度でもその車で煙草を吸った人がいるとすぐにわかってしまうのだそうです。神経質なまでに喉を守る、プロの厳しさということでしょうか。
ストイックなまでに人生を音楽にささげる人もいれば、煙草も、お酒も、恋も楽しみ、人生を謳歌する人もいます。
音楽家は、それぞれに自分の人生を歩みます。

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