ムジカノーヴァ

ムジカノーヴァ4月号「ピアニスト探訪」のコーナーに掲載されました。
インタビューは、ちょうど春出版の本の原稿締切直前、徹夜明けの日で、瞼がひりひりする感じのときでした。
残念ながらちょっときつい顔に写ってしまったかも・・・です。
事情お察しいただき、少し笑い顔にしてご覧いただけましたら幸いです。
インタビューアの堀江昭朗さんとお話ししながら、あらためて思いました。
私は、ほとんど過去を振り返らない人間だったということを。
子供の頃、ピアノをやめようと思ったことは？
挫折の経験は？
苦労話は？
というような質問のとき、言葉が出てこないのです。
今感じていること、これからしたいことはすらすら出てくるのに、過去のことになると
「う～ん、、、よく覚えていません。」
と取調官と犯人のような会話になってしまいました。
苦しい記憶を忘れてしまう性格なのか、ノー天気に生きてきたのか、自分でもよくわからないのですが、、、
好きなことをずっと続けてきた、ただそれだけなのです。