7日間ブックカバーチャレンジ

ソーシャルメディアを使っての発信はあまり得意でない私ですが、先週は、素敵なソプラノ歌手、高橋薫子さんからの指名でフェイスブック「7日間ブックカバーチャレンジ」なるものに参加。

読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ、というプロジェクト。
好きな本を1日1冊、7日間FBに投稿するというものでした。

子供の頃に読んだ想い出の本、自分の人生を変えた1冊、など様々な方がいろいろな本をあげておられ、
意外な方が意外な本を読んでおられるのを知ったり、友人にとっての想い出の本が自分の愛読書でもあったりして、
共感と驚きの連続でもありました。

私も最初に読んだベートーヴェン本のボロボロのカバーなどを投稿。

「ハイリゲンシュタットの遺書」「書簡集」「思想断片」など翻訳者の違いによって、微妙に異なるニュアンスを楽しんだことなどを書きました。

大人になると読了の瞬間、達成感があふれますが、子供の頃は最後の1ページになるとその世界とお別れするのが寂しくて悲しかった・・・。映画やテレビドラマ化されたものも多いけれど、最初に読んだ本の感動に勝るものはありません。

読書の魅力と強みは想像力の翼が無限に広がるということかもしれません。カラーテレビより多彩な色で、映画館のスクリーンよりも巨大なスケールで心に迫ってきたりするのが「本」かもしれません。

私の友人には読書家が多く、7冊では足りずに、ずっと好きな本を投稿し続けている強者もいて、頼もしい限り。

ところで最近FB上では、様々な回覧板?!メールが回っているようです。
得意にしているおにぎりをアップせよ、
腕立て伏せをしている動画をアップせよ
子供時代の写真をアップせよ etc.

人に会えなくなると会いたくなる、しばらく会っていないあの人はどうしているかな。。。などと思いを巡らす。
人が人との繋がりを求める気持ちの現れなのかもしれません。

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