Joyful Concert @ 神戸新聞松方ホール

神戸新聞松方ホールで行われました こうべ障害者音楽フェア実行委員会主催のJOYFUL CONCERTに出演させていただきました。

障害を持ちながら、立派な音楽活動をされておられる三宅拓さん、鈴木笙太さん、前川裕美さんの演奏や歌からは、音楽を奏でる喜び、歌う楽しさ、表現することの尊さが伝わってきます。

ゲスト出演ということで弾かせていただきましたのは、耳の病を乗り越えて人類の遺産とも言える作品を遺したベートーヴェンの「月光」ソナタなど。松方ホールでの演奏は初めてでしたが、適度な残響もあり、気持ちのよいホールでした。3月には、アンサンブル神戸とモーツァルトの第23番のピアノ協奏曲を弾かせていただくことになっています。

ジョイフル

最後は、出演者全員と会場の皆様も一緒に「しあわせ運べるように」の大合唱。ステージには、可愛いこべっこ少年少女合唱団の皆さんが駆けつけてくださいました。この曲は、阪神淡路大震災で被災された臼井真先生が作詞作曲され、希望の歌として20年間受け継がれてきた歌です。当時、小学校の音楽の先生をしておられた臼井先生は、「地震にも負けない強い心をもって」「傷ついた神戸を もとの姿にもどそう」・・・と復興への思いを歌に込められました。

「しあわせ運べるように」は、折に触れ、自宅でも弾き歌いをしているのですが、震災のことが思い出され胸がいっぱいになり、途中で弾けなくなることもあります。今日は、こべっこ合唱団の「天使の歌声」が勇気をくれて、一緒に演奏することができました。

ジョイフル合唱

~久元市長 譜めくり&合唱で参加中!~
来年1月で震災から20年を迎える神戸が、新しいステージで、さらなる成熟と輝きに満ちた都市になりますように、祈りをこめて弾かせていただきました。 

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