彌彦神社参拝

三条での演奏会が、今年の仕事おさめとなりました。皆様に暮れのご挨拶をし、三条から弥彦に移動。お世話になりました声楽家の櫻井綾先生と互いに労をねぎらいながら杯を傾け、弥彦温泉に身を沈め、ひとり一年を振り返りました。今年は、旅と移動の多い年でした。丈夫に産んでくれた両親に感謝です。嬉しい出会いがあり、また思いもよらない悲しい別れもありました。忙しさで先送りしてしまった課題もあれば、徹夜で頑張り仕上げたこともありました。とにかく一年が過ぎるのが、年々早く感じます。来年は、時を見つめ、味わいながら過ごしていきたいと思っています。
老舗宿「みのや」さんで気持ちよく目覚め、新幹線の時間までのわずかな空き時間、お隣の彌彦神社へ。
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新年の準備が粛々と進められている境内を散策。冬の澄み切った空気が頬に気持ちよく、凛とした気持ちになりました。
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平成27年に大正のご遷座から100年を迎えるということで、宝物特別公開も行われていました。日本最大級の青磁香炉、そして国の重要文化財の大太刀を拝見。なんと刃渡り220センチで、そり刀としては最大級とのこと。その見事な曲線美に、圧倒されました。
鍛冶(たたき)の職人さんが多い三条では、包丁などの刃物のほか、伊勢神宮の釘なども作られており、磨きの技の匠が多い燕市ではステンレス製品が多く作られ、ノーベル賞の晩餐会で使われるスプーンも燕市で製造されているそうです。
燕三条駅で、「栓抜き」や「草団子」などを買い込み上越新幹線”とき”で帰路に着きました。お米で有名な南魚沼の田んぼは、一面の銀世界!
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越後湯沢駅では、線路の雪対策にお湯のシャワー噴射中でした。
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