ベーゼンドルファー工場

ウィーンから特急で40分程。ウィーナーノイシュタットにあるベーゼンドルファー工場に4年ぶりに伺いました。
久しぶりにお会いする元工場長 ブロイさんと自然乾燥中の木材の前で。。。
この木材たちは、ピアノになるまで、ゆっくりと5年の歳月をかけて育ちます。
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ブロイさんは、ジャズピアノの名手でドラムもこなせるナイスガイ。シャイで優しく力持ち。
技術者の方たちとピアノ談義の楽しいひととき。奏者の願いと欲求と我儘に応えるべく、ベーゼンドルファーの歴史は、試行と発展と努力の歴史でもあります。
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ブライアン ケンブル社長と。
ケンブル社長は、今日のフライトでイギリスの実家に帰省。工場も明日から夏休みに入ります。
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工場というより工房という言葉が相応しいベーゼンドルファー誕生の現場。お祖父さんの代からベーゼンドルファーを作ってる!方もおられ、黙々と朝6時から作業に入る職人さんたち。
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保守と改革の間で、より深くより温かくより歌う楽器を求め続けるベーゼンドルファーを再認識する一日でした。

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