12分勝負?!

4月24日よみうり大手町ホールで行われました「ピティナ・ピアノ指導セミナーVol.49 」に出演いたしました。

ピティナ50周年記念出版社特別協賛企画の第1講座では「指導法プレゼンテーション」として
音楽出版社8社から出版されているテキストの著者によるレクチャーが行われました。
(株)音楽之友社、(株)学研プラス、(株)カワイ出版、(株)春秋社、(株)全音楽譜出版社、
(株)東音企画、(株)ドレミ楽譜出版社、(株)ヤマハミュージックメディア という順番です。
一人の持ち時間は12分!

teachingvol49rp_kaijo2

九州、関西など遠方からもたくさんの熱心なピアノの先生方がお集まりで、会場は熱気にあふれていました。

バルトークのピアノ作品の指導法をお話しになられたパップ晶子先生に続いて、私の順番が来ます。
(株)学研プラスの”名器から生まれた名曲シリーズ”「モーツァルトとヴァルター・ピアノ」、「ショパンとプレイエル・ピアノ」、そして来月発売になる「リストとベーゼンドルファー・ピアノ」について演奏を交えてお話しさせていただきました。

モーツァルトの『ソナタ K333』、ショパンの『夜想曲』、リストの『伝説』などとりあげながら、音色やタッチについて、また当時の楽器を前提に楽譜に書き込まれたデュナーミク記号やペダリングを現代の楽器でどのように表現していくか、など。

分単位で・・・という日に限って腕時計の電池が切れており、仕方なく携帯電話の待ち受け画面で時々時間をチェック。無事12分ぴたりのプレゼンを終えました。

teachingvol49rp_hisamoto3

ほっとしたのも束の間、プレゼンテーションのあとは、ポスターセッション会場へ移動。ロビーに開設されたそれぞれの出版社のブースで、トークとサイン会。

合間には、ステージのピアノを使ってのレクチャーと質問コーナー。

teachingvol49rp_hisamoto2

てんやわんやの一日でしたが、たくさんの先生方とお話しする機会に恵まれ、多くの刺激をいただきました。 (写真はPTNAのHPより)

コメント