国立音楽大学 兵庫県同調会くにたちコンサート

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国立音楽大学の卒業生による兵庫県同調会が昨年40周年を迎えました。今日は第41回コンサートのゲストとしてお招きいただき、モーツァルトのソナタKV330 などを弾かせていただきました。会場の神戸朝日ホールはたくさんのお客様でいっぱい。リコーダーアンサンブル、ソプラノ、クラリネット、ピアノ連弾、ピアノトリオ、合唱、トロンボーン、ハープなどヴァラエティーに富んだプログラムで次々に異なるジャンルの響きがステージに鳴り渡り、まさに「アンサンブルのくにたち」としての本領発揮!
昨年は客席で主人と一緒に楽しませていただいたのですが、今年は楽屋と舞台袖での孤独な鑑賞です。スリリングな曲にワクワクしたり、詩的な曲に癒されたり・・・の2時間でした。
同調会会長の長谷場純一先生との対談では、創立90周年を迎える国立音大の現在、歴史的楽器の話題に始まり、KV330はモーツァルト新婚の頃の作曲、、という話になり、なぜか私の新婚時代に話が飛んでしまい、後半は漫才対談となってしまいました(笑)。
長谷場先生はじめ、会員の皆さんの結束力、チームワーク、、、あらためて「くにたちパワー」を感じた一日でした。
司会の板井美知さんの知的で美しいお声が会の品格を高めるのに貢献。板井さんは神戸市立鹿の子台小学校の音楽専科の先生としても大忙しのソプラノ歌手でいらっしゃいます。リリースされたCD、KAGURAを帰宅して拝聴しました。ご主人の作曲家、松下行馬さんの歌曲集で「神戸祭景」などが収録されています。日本の神事、そして郷土芸能の世界が音符となり歌となり、言の葉がエネルギーとして迫ってくる神秘の世界に引き込まれました。
国立にご縁をいただいて10年以上となります。いろいろな分野で、また様々な場所で、それぞれの形で音楽に携わっておられる卒業生の皆さんにお会いできますことに感謝しています。

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