マーガレット・キャメロン展

仙台でのセミナーを終え、新幹線に乗り込みました。僅か1時間40分で東京駅に到着。
三菱一号館美術館で開催中のジュリア・マーガレット・キャメロン展を鑑賞。
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インドのカルカッタで1815年に生まれたキャメロン。昨年、生誕200年を迎えました。48歳のとき、娘からカメラをプレゼントされ、写真の世界にのめり込んだそうです。
単なる記録媒体としての写真を芸術の次元に高めようと、「肖像」「聖母群」「幻想」などの主題に取り組みます。
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あえてネガに傷をつけたり、焦点を故意にぼかしたり、当時プロが絶対にしないような技法を大胆に使い、独自の世界を表現していきました。
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一部の展示室は、写真撮影OKという珍しい写真展。最初は遠慮がちに、、、次第に堂々と来場者はデジカメや携帯でパチリパチリ!
「写真展、みんなで撮れば怖くない?!」
家族や、親しい友人をモデルに、次々に作品を生み出したキャメロン。アカデミズムの枠に縛られない自由な感性で、写真に命を吹き込んだ逞しい女性の力を感じました。
キャメロン展は9月19日まで開催中です。

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