モーツァルト「戴冠式」@諏訪

3月11日、やまびこホールでモーツァルトKV537 「戴冠式」を共演させていただきました。
諏訪響指揮者の濱一さんと仲間の皆さんで結成されたオーケストラです。
諏訪湖の向こうに富士山が見える絶景の中で練習。午後からGP。ベーゼンドルファー・インペリアルでのモーツァルトです。
「オーボエ・クラリネット・ホルン・ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲 変ホ長調」を聴いていますと、モーツァルトが、いかに管楽器の音色を愛していたかが伝わります。それぞれの楽器の個性、旋律の受け渡し、響きが溶けあったり、離れたり、色がうつろったり・・・。大いに酔わせてくれました。
濱さんは、ホルンのソロを吹いたあと指揮台に。私がソロを務める「戴冠式」のときのコンサートミストレスの会田莉凡さんは、そのあとチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトのソリストに。とにかくエネルギッシュなメンバーに感服の至りでした。
下の写真は、リハーサルを終えて・・・。濱さん、会田さん、茅野市出身の河西絢子さん(第2ヴァイオリン首席)と。
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第2楽章、第3楽章は、自分のテンポでスタートするのですが、第1楽章は、オーケストラの提示で始まります。テンポが0.1秒違っても微妙に回転がずれることがあったり、、、。コンチェルトは、毎回、楽しく、怖く、スリリングな勝負です。
第2楽章は、自由な装飾も加えながら弾かせていただき、「かけあい」と「溶け合い」を味わいました。
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終演後の一コマ。
打ち上げに参加できず、ごめんなさい!
明日の演奏会に備えて東京に移動。お世話になりました諏訪の皆様に感謝!

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