立川立飛 流鏑馬

モノレール立川北駅を降りると立飛(たちひ)ホールディングスの98万㎡の広大な土地が広がっています。2020年春にはホテルやホールなどもオープン予定で、これからの立川発展の拠点となっていくことでしょう。その建設予定地で、古式ゆかしい流鏑馬が行われました。
800年の伝統を持つ小笠原流流鏑馬。馬を馳せながら弓を引き、鏑矢を射放つ儀式です。以前、都内の神社で叔母と一緒に見たのが20年ほど前。そのときすべての矢が的から外れ、なんだかがっくりした覚えがあったのですが、晴天の今日、立飛流鏑馬は、的中の瞬間に大きな歓声が上がり、大成功の催しとなりました。
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会場では、外国のお客様のために英語解説が行われました。馬場元、馬場末に扇を掲げ馬場の安全を確認し、射手が一尺八寸の的に矢を放つ様式美の世界。ロバート・キャンベル先生の透明感のある知的なお声が、青空に広がり、催しの格を上げていました。
キャンベル先生が、こんなに背の高い方だったとは!テレビの画面からは想像がつきませんでした。
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清水庄平立川市長様も「総奉行」として登場されました。
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小笠原流宗家三十一世 清忠氏もご挨拶され、鎌倉時代からの日本の歴史と文化に想いを馳せた朝でした。

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