子供の日

令和に変わり、5日がたちました。
鯉のぼりが風になびく風景は嬉しいものです。
最近の音楽の教科書からは童謡が消えていく傾向にありますが、立派な鯉のぼりを目にすると子供の頃歌った「屋根より高い鯉のぼり~~♪」の旋律が浮かびます。

「万葉集」初春の令月にして 気淑く風和らぎ・・・にピッタリの季節です。
昨日は主人が暗唱してくれたこの句を私も暗唱し、意味を調べました。

「子供の日」の今日は、知人がご家族連れで遊びにいらしてくださり、3歳になる男の子と一緒にピアノを弾いたり、松ぼっくりを拾ったり。
童心にかえったひととき、と言いたいところですが、子供と一緒にいるとき、世代の差を感じない?!のが不思議です。
私の精神はずっと幼いままなのかもしれません。
そして昭和、平成、令和、、、と時代が変わっても音楽に耳を傾けたり、美しい自然に癒される気持ちは変わらないのかもしれません。

遊び疲れて眠った赤ちゃんの前で子供の情景「トロイメライ」を静かに弾く時、200年前につくられた音楽が、時を超えて子供の心に響いていくことの幸せを感じました。

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