神戸市室内管弦楽団 第146回定期公演

神戸文化ホール(中ホール)で開催されました神戸市室内管弦楽団 第146回定期公演に出演させていただきました。一昨日の紀尾井ホールでの東京公演の2日後。細かな彫琢をしたり、中1日あくことで互いの音をより感じることができるという面でも、2回公演は有難いことです。また神戸文化ホールの素晴らしいベーゼンドルファーに助けられて、自分自身も集中度を高めることができたように思えます。

今日は、変ホ長調の「ジュナミ」のあと、同じく変ホ長調のグリーク「アリエッタ」を弾かせていただきました。疾走する終楽章からしっとりとしたアリエッタへ。敏捷なパワーから柔らかな弱音まで、ベーゼンドルファーMODEL280VCの表現力の幅広さをあらためて感じたひとときでした。

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メンデルスゾーンの序曲「夏の夜の夢」、「交響曲第3番」を舞台袖や楽屋で聴かせていただきながら、彼のオーケストレーションの見事さにワクワクし、メンデルスゾーンが描いた繊細な水彩画を思い出し、久しぶりに「無言歌集」を弾きたくなりました。

♪ マエストロ 石川星太郎さんと、楽屋の前で ♪

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終演後、ホール・ロビーにて。

コンサートをお聴きくださいましたヤマハミュージックジャパンの押木正人社長さんと。

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両公演に際し、お世話になりました関係者の皆様、お聴きくださいました皆様に、心から感謝申し上げます。

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