オールド・ベーゼン

久しぶりに自宅に戻ってきました。

朝のお掃除を終え、ベーゼンドルファーを磨き、空気を入れ換えたところで、調律の高さんが来てくださいました。
この1917年製のピアノは、京都のピアノ工房から札幌に行き、新宿住まいになって10年以上になります。
札幌にいるときは、乾燥のせいか、よく弦が切れたり、状態も今ひとつ安定しなかったのですが、最近は、すっかり東京の空気に慣れたのか、いい音と味わいを出してくれています。
調律師さんは、楽器にとってのお医者様のような存在。
90歳を超え、なお健康な毎日を送れるのは、いい主治医さんのおかげです。
愛器、オールド・ベーゼンとともに、多謝!

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