今夜の宿は、与路島のペンション「マンディ・カシャヴェラ」です。
玄関を入るとたくさんの貝殻。
奥様手作りの夕食は島の素材を生かしたお料理で、美味しく体に良いものばかりでした。疲れも一気に吹き飛び、感謝!です。
喜界島から来ている写真家、古林洋平さんが今夜の宿泊仲間。
西瓜を皆でほおばりながら、島の話をお聞きしました。古林さん曰く、島には、「結」の精神があるのだとか。ほぼ毎月この与路島に来て「島の四季」折々の風景を撮っていらっしゃるそうです。
夜も更け、さがり花の満開の場所へ。一夜しか咲かない、しかもこの島にしか咲かないという神秘の花で、それはそれは美しく柔らかく芳しい香りはこの世のものとは思えない夢のような花です。その綿毛のような感触。この与路島の人への神様からのプレゼントです。
中学生のお嬢さん、みほちゃんは、学校で週に2回三味線を習っているそうで、上手に弾いてくれました。
古林さんも島唄で、自慢の声を披露してくださり、島のショータイムでした。伝統の楽器や歌がこうして子供たちや島を訪れる人たちによって受け継がれていることに感動しました。
せっせと宿題をがんばる小学生のゆみちゃんが、その手を休めて、家中の膨大な貝殻コレクションの中から素敵な色のもの、珍しいもの、かわいい形のものなどを選んでくれました。海が作り上げる不思議な色と形の数々。貝殻を耳にあてると、宇宙の音がします。
マンディ・カシャヴェラとは、たくさんの魚さんという意味からとられたそうです。
あたたかいおもてなしをありがとうございました!
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