ベーゼンドルファー研修

朝9時。中野坂上にあるベーゼンドルファー・ジャパンに到着。12時半まで、ベーゼンドルファーの研修が行われ、演奏を担当させていただきました。

使用楽器は、ウィーン国立歌劇場で使われてきたモデル250、バランスのよいモデル225、そして新しい機種である280VC。
同じ曲を異なるモデルで弾くことによって、それぞれの個性の違いが浮き上がりました。
技術の井上さんは、お父様の代からベーゼンドルファー調律師。ウィーン生まれの井上さんが「日本語がたどたどしくてすみません」と前置きをしながら、雄弁にピアノのテクニカルな話を進めていかれます。

知っているつもりで知らなかったこと、これまで意識していなかったことなどもあり、私自身も大いに学ばせていただいた研修でした。

ホールに入るピアノが良い状態で保たれますよう、そしてベーゼンドルファー・ピアノを通じて多くの皆さんに音楽が広がりますよう、願いを込めてミニコンサート。
全国のヤマハの店長さん、ホール担当、鍵盤楽器担当の皆様が朝早くからお集りになられ、20年ぶりにお会いする懐かしい方、お世話になりながらなかなかお会いすることができなかった方などとも
交流させていただくありがたい時間にもなりました。

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