コウノトリ

コウノトリが渡ってきて家の屋根の上に巣をつくることで知られるルストで一休み。本物のコウノトリを生まれて初めて見ることができました。家にオブジェが飾られているのかと思ったら、餌を取りに飛んでいき、びっくり!

各家では、コウノトリが巣を作りやすいように屋根の煙突の四方に棒を出しています。まるで絵本の中に飛び込んだような気持ちになりました。
レモンソーダで一息ついたあと、メルビッシュ音楽祭の本拠地、ノイジードラー湖へ。

国境を越えハンガリーに一歩足を踏み入れました。

その昔は、ウィーンでビザをとりブダペストに向かう列車に重装備のコントローラーが物々しく入ってきてチェックされたことを思うと、信じられないスムースさ。EUになるとはこういうことか・・・。と拍子抜けするくらいの国境越えでした。湖に海水が入り込むせいか、どこか潮の香りが漂い、近くの道は白い土。黒い靴を真っ白に汚しながらウィーンの街に戻りました。

ウィーンの高級住宅街にある加藤さんの工房を訪問。


19世紀半ばから現代にいたるピアノの歴史を辿ることのできるコレクション。「以前は200台あったけれど一人で修復するのは大仕事。今は150台に減らしたの。」と加藤さん。桁違いの量に驚きです。ピアノ探訪のあと、ウィーン ヴィーデンブロイへ。作り立てのビールを片手に、ウィーン暮らしの長い加藤さんから楽しいお話をいっぱい聞き、ウィーンの夜の街を楽しみました。

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