一般財団法人 山田音楽財団 楽器弓貸与式

去る12月23日に一般財団法人 山田音楽財団 第1回目の楽器弓貸与式と記念ミニコンサートが文教楽器にて行われ、理事として参加させていただきました。

ROCCA,GIUSEPPE TURIN 1860 のヴァイオリン、そしてPECCATTE,FRANCOIS PARIS 1845の弓の貸与を受けることが決定したのは、杉山和駿(すぎやまたかとし)さんです。杉山さんは、現在漆原朝子先生、篠崎史紀先生に師事し、藝大の3年生に在学中。

バッハの無伴奏パルティータ第2番、クライスラーのレチタティーヴォとスケルツォなどが演奏されました。
杉山さんのお話では、この楽器を初めて弾いたとき、その鳴りの良さに驚いたそうです。長いヴァイオリン人生の中で、豊かな楽器から学ぶことは大きいことでしょう。今後の成長と活躍を願っているところです。

若い才能の育成、支援のために立ち上げられた一般財団法人 山田音楽財団。楽器の貸与、音楽・創造活動への支援など、代表理事の山田直美さんの夢と情熱が形となり、スタートを切られたことに、心からお祝い申し上げたいと思います。

理事の後藤悠仁さん、評議員山田宏己さん、代表理事山田直美さん、貸与者の杉山和駿さんと一緒に記念撮影。

1947年創業の老舗弦楽器専門店、文教楽器の社長さんらとオールドヴァイオリンや歴史的ピアノの話題に花が咲きました。

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