大阪のドーンセンターホールで開催されましたクレッシェンドシステマ第1回定期演奏会に出演させていただきました。
神戸、奈良、大阪、西宮各地のフルートアンサンブルが集結。「クレッシェンドシステマ」としてスタートした大フルートオーケストラ、初めての定期演奏会です。
フルート80人とお聞きし、響きを想像できなかったのですが、フルートと言っても音域の低い「コントラバスフルート」まであり新鮮なフルートオーケストラ共演初体験となりました。
モーツァルト ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」ニ長調の輝かしい響きが、フルート編曲にもマッチし、あらためて曲の持つキャパシティを感じた「戴冠式」でした。
再現部に戻るあたりのテンポの揺れは注意を要する箇所。。。リハーサルで念入りに重ねたおかげで本番は「息」がピタッとはまりました。
指揮の野原剛先生は、子供の頃モデルとして活躍し、陸上少年になり、音楽青年としての道を歩むことになった異色の経歴。
常に前向きでエネルギッシュなリーダーシップで、会を成功に導いておられました。
後半のメインプロ「動物の謝肉祭」にちなんだ楽しいプログラム。
打ち上げでは、JFOS(ジャパン フルートオーケストラソサエティ)の遠藤和美理事長先生らと和やかな懇親。
私は高校のとき、副科でフルートを学びました。音色に憧れて選んだ楽器でしたが、けっきょくほとんど音らしい音も出ないうちに終わってしまい、今はたんすの奥深く眠ったままのフルート。。。お恥ずかしい限りです。
練習、リハーサル、ロビーコンサート、本番と吹きどおしの皆さんの元気に圧倒され、フルートオーケストラと一歩親しくなれた2日間でした。
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