遭いたくない・・・。

私の子供の頃の愛読書のひとつが
A.Aミルン作(石井桃子訳)「クマのプーさんプー横丁にたった家」。
ほのぼのとした挿絵も大好きでした。

童話や童謡に出てくる可愛いイメージのクマさん。
ぬいぐるみやアニメに登場するおっとりしたクマさん。
それがいつから恐怖のイメージに変わったのか、定かではないのですが、
熊は、今、最も遭いたくない動物の一つになってしまいました。

最近、よく熊出没のニュースを耳にします。
知っている土地の名前だったりするとドキッ!
しかも住宅街など、あり得ない場所だったりして、益々仰天しています。

被害に遭われた方はどんなにか恐ろしかったことでしょう。
本当に胸が痛みます。

専門家の方の本などを読むと
熊に万が一出会ってしまったら、
目をそらさずに、じわじわと後ずさりするのが良いとか。
逃げ出したりすると逆に追いかけてくる習性があるそうです。
昔よく言われた「死んだふりをする」なんていうのも、もってのほか?!

しかし実際に出会ってしまったら、そんなに冷静でいれる自信はありません。
そして「熊よけスプレー」も自分が風下に立ってしまったらアウト。
苦しくてこちらがうずくまってしまうことになるそうです。

先日、友人から「くまりん」なるグッズをもらいました。
良いおりんは、リーンと遠くまでよく響く音で鳴ってくれます。

この音を聴いて、あちらがこちらを避けてくれればよいのですが、
街中でリンリン鳴らしながら歩くのも、人の迷惑ですし、
この音で、怖い相手が本当に向こうに行ってくれるのか?!甚だ心許ない気もしています。

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