カワイ表参道で開催されました国立音楽大学進学ガイダンス&体験レッスンで、ミニコンサートに出演させていただきました。
岩森美里先生の武満徹:小さな空、大友太郎先生のバッハ:パルティータ イ短調《アルマンド》、永峰高志先生のシューマン《ロマンス》、ピアソラ《リベルタンゴ》、武田忠善学長のドビュッシー《第1狂詩曲》。ピアノ・ソロは、モーツァルトのロンドKV485とショパンの小犬のワルツで、軽やかな曲をセレクト。
経験豊かで魅力的な重鎮の先生方とご一緒させていただき、エキサイティングな50分でした。
ピアノソロは、一人で練習し、一人で仕上げ、内面を見つめる孤独の世界。アンサンブルで共に音楽を作る時間は、私にとって楽しくかけがえのない時間。声楽、弦、管の音色に自分のピアノの音色を染め上げていく瞬間、歓びを感じます。本日のチームワーク・クニオン・メンバーと演奏後の集合写真。
武満の情の世界の後、モーツァルトの軽やかな飛翔。ピアソラではじけた後、静謐なドビュッシー。
変幻自在な音楽世界に身を任せたあとは、受験生の皆さんとお話ししたり、レッスンをしたり。
遠路、足を運んでくださった受験生の皆さんに向け、自分が高校生の頃のことも思い出しながら、大学受験に向けて、少しでも道標になるよう、不安が解消されるよう、お話しさせていただきました。
久しぶりのカワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」。真ん中のレの鍵盤のカタツキをコンサート直前に直していただいたりして、お世話になりました。ちょうど今日のモーツァルトソロは、ニ長調。真ん中のレは初っ端から一番使う音なので・・・とお願いした次第。こんな時も調律師さんが常にいらっしゃるサロンは、心強い限り。
普段、全く縁のない高級ブティックが立ち並ぶお洒落な表参道の通り沿い。夕方、春の霧雨に少し濡れながら歩き、帰途につきました。
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