サロン・サロン

落ち葉の絨毯が美しい季節になりました。

12月10日(日)はベーゼンドルファーショールーム・サロンコンサートに出演。

カメリアモデルリリース記念イベントの一環でした。

美しい椿が描かれた目にも艶やかなモデルです。シベリウス:スプルース、シューベルトのワルツなどの小品を弾かせていただいた後、国立音大博士課程の松浦野歩さんと2台ピアノ版モーツァルト:コンチェルト第12番。若い世代の方に是非ベーゼンドルファーに親しんでいただく機会になれば・・・とお願いしました。

翌日は、同プログラムをセレモアコンサートホール武蔵野で。愛器ベーゼンドルファー、280VCピラミッドマホガニーで。ウィーン三羽烏の一人イエルク・デームス先生の門下仲間である指揮者の伊藤翔さんとの2台ピアノです。指揮者のピアノからはオーケストラの音が聞こえてきます。不思議と言えば不思議ですが、当然と言えば当然。コンチェルトでもこれまで何度もご一緒させて頂いてきているので、のびのびと我儘に?!弾かせていただきました。

そしてソロの小品達は、その時代の楽器で演奏。シューベルトはベーゼンドルファー1829年製、ショパンはプレイエル1843年製、リストをエラール1868年製で。
以前、サックスの雲井雅人先生が合わせにいらしてくださったとき、チェンバロを至近距離で聞いてくださって「近くで聴くのが一番の贅沢!貴族の楽しみ~!」と唸ってくださいましたが、確かに遠いステージをオペラグラスで目を凝らして鑑賞するのとは違う波動の共有が、サロンにはあると実感しました。

親しい方とのティータイムも盛り上がりました。コロナ禍でずうっとできなかったこと、、、ひとつひとつ再開です。

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