秋・配信スタート

リサイタルの翌日、楽器の搬入が無事終わり、ホッと一息。フォルテピアノから現代のピアノに戻り、次の演奏会に向けて準備に入りました。

秋は実りの季節。先月の黄金の稲穂が新米となり、食卓へ。有難く一粒一粒に感謝していただきました。

お米パワーで、昨年のリサイタルについて、研究紀要の《報告》原稿を一気に仕上げる中で、あらためて当日の音が蘇ってきました。

ハイドンやモーツァルトから大きな影響を受けながらも自らの音楽を追い求めたベートーヴェン。その実験的精神を表現することを目指した「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会voi.1」
9月7日から配信もスタートしました。

9月9日に大学の後期が始まり、コンクールに挑戦する学生のレッスンやフォルテピアノを使った大学院の授業でスタート。久しぶりに会う学生、同僚との再会が嬉しい1週間でした。

「今年は秋が短くてすぐ冬が来てしまうでしょう。」と天気予報士さんが当たり前の調子で話しています。大好きな実りの秋がすぐに通り過ぎてしまうなんて許せない。
《四季》を書いたヴィヴァルディもびっくりでしょう。普通でない天候の昨今、皆で体調管理に留意したいものです。

この1週間は、授業の準備、楽譜の製本、連載原稿の締め切り、研究プロジェクトの打ち合わせ、楽友とのスケジュール調整、その他諸々、慌ただしく過ぎました。
明日は「中秋の名月!」。薄とお団子で名月を鑑賞する時間がとれるといいのですが・・・。

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