立飛グループ創立100周年スペシャル・コンサート

12月8日、立川ステージガーデンで開催された立飛グループ創立100周年スペシャル・コンサートに出演させていただきました。

晴天に恵まれた朝、ホール前のオブジェの前で。

ベートーヴェンの≪皇帝≫で、ホール所蔵のベーゼンドルファーのお披露目コンサートでもありました。

リハーサル開始。2500席の巨大なホールにただ一人。。。名器と向き合う孤独な調整タイムです。

リハーサルを終えて大友直人マエストロと。
今回、初共演させていただきました。

東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターの近藤薫さんは、何と東京大学で先端科学技術研究センターの特任教授もされておられるとのこと!


《皇帝》は、勇壮なハーモニーに始まり、悲哀に満ちた旋律、夢見るようなファンタジー、闘い、歓喜など、様々な曲想が次々と現れる曲ですが、ベーゼンドルファーは曲想に寄り添う多彩な音色で応えてくれました。弦・管・打とのアンサンブル、それぞれの場面で溶けあったり、かけあったり、、、。豊かなのに上品、力強いのにまろやかなウィンナートーンは、やはりアンサンブルの場面で心強い味方でした。

後半は、普段着に着替えて客席でバリトンの青山貴さんの美声で始まった《第九》第4楽章「歓喜の歌」を鑑賞。

立飛の社長様からのお声がけでSORANO HOTEL11階のレセプション会場へ。福井敬さん、森麻季さん、国立音大学長先生ご夫妻らと一緒に夜景を眺めながら、学生時代の話や、音響のこと、舞台に出る前のジンクスや食べ物の話題などで盛り上がりました。

ご来場の皆様、お世話になりました皆様に、感謝申し上げます。

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