秋田モォツアルト広場代表の加藤明さんにお会いして30年ほど。今日は最終例会に出演させていただきました。
雪景色の美しさは寒さを忘れさせてくれます。
飛行場に迎えにきてくださった加藤さんと久しぶりの再会。
「昨日まではずっと雪だったのに、今日は晴れてる。さすが晴れ女だね!」とほめていただいたあと「でも明日の本番はヤバイよ。大雪だよ。」あ~~お客様、ごめんなさい!
Ms.Green Curryの美味しいタイ料理で身体も心も温まったあと、アトリオンの練習室で合わせ。
吹雪が心配された翌日の本番でしたが、流石雪に慣れておられるお客様にキャンセルは無し。
久元祐子プレミアムコンサートと名付けられ、加藤さんとのトークタイム、そして幻想曲などのモーツァルトソロ作品を演奏させていただきました。
「プレミアム」というとアイスクリームかビールか焼肉しか思い浮かばない食いしん坊の私ですが、コンサートにプレミアムが付いたのは初めてのことでした(笑)。
今回は、モーツァルトのソロ作品の他、ピアノ協奏曲第12番イ長調を室内楽スタイルで演奏。
リハーサルで音響を見ながら、配置決めで冒険しました。ピアノの蓋を取り外し、客席を向く形で、私の右に第1ヴァイオリン(駒込綾さん)と第2ヴァイオリン(北嶋奏子さん)。左にコントラバス(佐藤歩さん)、チェロ(藤原ケイ子さん)、ヴィオラ(高橋淑子さん)という配置。立奏をお願いしました。立奏だとテンポが軽やかになるのが不思議です。
ボーイングも見え、5人すべての音を聞くことができ、一体感が生まれ、お互いの会話を楽しむような自然体でのモーツァルトになりました。特にバスの音が重なる低音と自分の鍵盤の低音が近いのが快感。温かい仲間とのアンサンブル、嬉しかったです。
最終回はイ長調でのフィナーレ。アンコールは「春への憧れ」。想い出に残るコンサートとなりました。
その後のパーティでは、会員の音楽家の皆様の心のこもった演奏が続き、小玉醸造さまの銘酒「天功」はじめ、豪華賞品が当たるくじ引きなどで盛り上がりました。
長年「モォツアルト広場」を支えてこられた幹事の皆様、久しぶりにお会いできた親しい皆様、遠路いらしてくださったお客様との交流の時間、モーツァルトが結ぶご縁に感謝のひとときでした。
モォツアルト広場の加藤さん、モーツァルトの肖像画を挟んでモーツァルト愛好会の朝吹様、廣部様と記念撮影。想い出の一日となりました。
コメント