今村央子先生　初見試奏特別講座

大好きなコスモスの花も咲き始め、少しずつ秋の気配となりました。
花はたおやかだけれど、根っこがけっこう強くてたくましいコスモス！
風に揺れるコスモスに元気をもらっています。

9月22日は神戸ポートピアホテルで「久元きぞうと語る会」。
お支えくださっている大勢の皆様にご挨拶させていただき、歓談のひとときとなりました。

翌日は、東京へ。
大学でも秋は催しの多い季節です。
合唱スタジオで行われた今村央子先生による「初見試奏特別講座」に参加。

アンサンブル・ピアノ・コースの学生を対象にした授業でしたが、ソリスト・コースはじめ他の学生達にも参加してほしい講座でした。
初見試奏のスキルとは、単に初見に強くなる、ということだけでなく、音楽を読み解く力に繋がり、演奏家としてのキャパシティが広がる訓練でもあることを実感しました。
ブラインドタッチ、予見と記憶、情報の把握、など実際の曲を用いて、実践的にアプローチしてくださいました。
参加した学生達にとって有意義な時間となったのはもちろん、教諭陣達にとっても刺激的な90分でした。

「必ず上達します」と断言する今村先生の力強い言葉に励まされた参加学生達。

「アンサンブルのくにたち」と呼ばれ、多くのアンサンブル・ピアニストを輩出してきたくにたちで、
基礎を身につけ、経験を重ね、羽ばたくための力を着実につけていく道と方法論を示してくださった今村先生に感謝です。