福生プチギャラリーで開催された黒瀬愛さんの初個展にお邪魔しました。
国立音大の音響学教授、故森太郎先生のお従妹さんにあたる黒瀬愛さん。
これまでの数々の入賞作品を含め初の個展開催。
会場からは、エネルギーと想いが溢れていて、たくさんの作品と共に濃い時間を過ごさせていただきました。
イメージをキャンパスに描き作品に仕上げるという行為は演奏と似ており、そこから心の奥底の声、個性、息遣いが滲み出てきます。
演奏と違うのは、音は一瞬で宙に消えていきますが、絵はその瞬間が目に見える形として残るところ。
愛さんの人生のそれぞれの時期、心に響きインスピレーションを得た出来事が作品として昇華する。。。
制作の課程など、ご本人の解説をお聞きしながら拝見したことで二重三重に楽しいひとときでした。

この作品は、ピアノを弾く森太郎先生が絵の中に描かれており、音楽を愛し、真摯に研究に取り組んでおられたお姿が蘇りました。たくさんの梅の花に囲まれ、絵からは芳しい香りも伝わります。
フリーダ・カーロがお好きという愛さん。
大胆な色使いとタッチの作品の数々は、心の襞の奥底からの叫びや想いが伝わる迫力でした。


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