2009-04

国立音楽大学

演奏論 A

今週から新年度の講義開始です。<演奏論A>インスピレーションの赴くままに個性的な演奏をしたいという発想への疑問から出発し、作曲家の意図をどのように演奏に反映させるかという観点からの演奏論を試みます。大バッハの二人の息子、モーツァルト、ベート...
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光が丘美術館

光が丘美術館でのイエルク・デームス先生のリサイタルに伺いました。 このピアノは、オーストリア建国1000年を記念して12台のみ制作されたベーゼンドルファーのスペシャルモデルです。日本には、ここに1台のみ存在します。ハイドン没後200年に寄せ...
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オールド・ベーゼン

久しぶりに自宅に戻ってきました。朝のお掃除を終え、ベーゼンドルファーを磨き、空気を入れ換えたところで、調律の高さんが来てくださいました。この1917年製のピアノは、京都のピアノ工房から札幌に行き、新宿住まいになって10年以上になります。札幌...
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表参道、そして音風景

今年の4月はあたたかい!汗ばむほどの陽気に、街行く人の群れにも、Tシャツ姿の「季節先取り族」まで登場。午後、打ち合わせのため表参道に向かいました。相変わらずファッショナブルな雰囲気の通りには、ファッション雑誌から飛び出してきたようなモデルさ...
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ピアニッシモ

CD録音2日め。これまでのレンジより一段上をいったピアニッシモに挑戦。耳、指、神経を鍵盤に集中し、風が吹くくらいの弱音!今日の私にとっての最大収穫です。現代のピアノの鍵盤の深さは約10ミリ。PPを出すときは、底まで押さず、ハンマーが弦に当た...
モーツァルト

「キラリふじみ」

秋のCD リリースに向けて、今日と明日、埼玉県富士見市の「キラリふじみ」で録音に入りました。家を出るときには、桜吹雪の中を走り、途中の道のりでは、満開の枝垂れ桜で目の保養。休憩時間には、川端に咲く桜の花でほっと一息。録音準備OK !ワルター...
モーツァルト

ヴァルター・ワールド

先月末のコンサートで1000人近いお客様の前でスタインウェイのフルコンを鳴らした翌日から、ワルターのフォルテピアノにのみ触れいている毎日です。現代ピアノで仕上げ、コンサートにかけた曲でも、フォルテピアノで弾くときは、指使いも微妙に違ってきま...
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さくら

今朝は、いつもよりちょっと早起き。一路、大学通りの満開の桜を目指しました。桜の木をじっくり見ると、木の根っこからも小さな花が咲いたり、幹から直接咲いている花もあって、どうしても咲きたい!という一念を感じる小さな花たちのエネルギー。一年に一度...
モーツァルト

「フィガロの結婚」第4幕

一昨日の入学式をもって大学の新学期が始まりました。今日は、基礎ゼミ「レクチャーコンサート」の一般公開日。開演時間が早いため前半の「展覧会の絵」には間に合わなかったのですが、後半のフィガロに間に合いました。3月末に魔笛を演奏されたばかりのメン...
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自転車

先日、スタジオに出かける朝、向こうから来た自転車が手首をかすめて通り過ぎました。「危ない!!!」と、思い、とっさによけましたが、あと5センチ右を歩いていたら、翌日のコンサートは中止だったかも?!最近、道を歩いていて一番こわいのが自転車です。...